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ヒートパイプとは
ヒートパイプは毛細管現象を利用し、小さな温度差で大量の熱輸送を可能にした部品です。
1963年にアメリカで開発され、人工衛星の温度制御半導体の放熱などに広く用いられ、
金型の冷却用としても古くから利用されています。
特徴
細長いコアーピンなどの冷却穴に特に効力を発揮する。
熱伝導率が金属パイプの200倍のスピード
温度の均一性に優れている。
安定した効果が得られる。
商品の品質劣化が殆どない。
冷却穴のつまりなどが無く、メンテナンスの必要が無い。
構造
金属パイプの内部を毛細管状にし、作動液を少量封入した
後、真空状態にしたのもです。
一方を加熱し、他方を冷却することにより内部で@沸騰・蒸
発→A蒸気の移動→B放熱・液化→C液体の移動を繰り
返し、排熱を行います。 |
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取付方法
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ヒートパイプの取付穴径は+0.1〜0.2mmと
して下さい。
水冷ジャケットの穴径はヒートパイプ径の2倍
上をして下さい。
水冷ジャケットの中に残すヒートパイプの長さ
は金型へ埋め込んだ長さの2分の1〜3分の
1を目安に確保して下さい。
ヒートパイプを金型に挿入する際はサーモグリ
スを塗布して下さい。
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使用上の注意
ヒートパイプは200℃以下の水平な場所で、必ず水冷ジャケットを設けて御使用ください。
取扱寸法


この商品は受注生産ですので、納期・その他につきましては、お問い合わせ下さい。
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